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不在

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まあもうやらんかなということでバイオRE4のプレイ動画を見始めてしまったが、かなり難しそうでこれは私にはとても無理だったな……。

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小さな古本市に行った。思った以上に規模が小さくて収穫ゼロ間違いなしに思われたが、「まぁ500円ぐらいだったら買うけどね〜」と思った本が500円だったりして結局2冊買った。

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うわ〜コンビニの前に怖そうなあんちゃんが座ってるなと思ったら犬を撫でるためにしゃがんでいる人だったの本当によかったな。

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LUMIX S9が日本でも15万ぐらいだったらもっと夢があったのになぁ。1499ドルが約20万円だからパナソニックはすごくがんばってくれたのだが。円安が悪い。もう日本ダメなんじゃろな〜という感じがする。これから成長する要素ないもんな。

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ワンちゃんが、歩きながら、チラッチラッと飼い主を気にして見上げるのが好き。

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本物どうこうとは関係なく近年は漫画も全然といっていいほど読んでいないが、しかし今まで好きだった漫画までどうでもよくなったというわけではなく、つい最近も「ゾルディック家はその一族の性質を考えると父のシルバや祖父のゼノにも兄弟がいてよさそうなものだが、もともといないのか、いたが死んでしまったのか、それとも存命だが家を出てしまったのか、どうなんだろうか? 現在の家族の雰囲気を見ると『跡継ぎ以外は死あるのみ』というような掟があるわけでもなさそうだし、一族の者が家を捨てることも考えづらいし、暗殺稼業はやはり厳しいので仕事中に死んでしまったのだろうか?」などと想像を巡らせていた。

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私はもう、小手先の文章のうまさにはうんざりしているので、本物だけを読んでいきたい。

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しかし問題はこの本が5500円もすることだわ。

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『細雪』といえば、手に取ったのは一つには『「細雪」の詩学』という本を読んでみたいからという理由もあったんだけども、ナラトロジーに触れるならジュネットの『物語のディスクール』は抑えておかないと→『物語のディスクール』を読むには題材の『失われた時を求めて』を抑えておかないと……というかそういうのを抜きにしても『失われた時を求めて』は避けては通れないようなのであるが……といったことを検討し始めるといつまで経っても肝心の読みたい本に辿り着けなさそう。

「細雪」の詩学 比較ナラティヴ理論の試み | 田畑書店
http://tabatashoten.co.jp/sasameyuki/

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『金閣寺』については、誰か(青年?)が金閣寺を燃やす話だか、燃やそうとする話だかというのはどこかで見た気がするのだがそれすら定かでない。でも金閣寺を燃やす話だったと思う。そして『雪国』に至っては、有名な冒頭の一文の他は何も思いつかない。誰が雪国に行ってどういう経緯で何をする話なんだか全く知らない。なんたることか。

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特に読むあてもなく、言葉への興味から『日本の小説の翻訳にまつわる特異な問題』という本を買ってあったが、この本で取り上げられている作品は一つも読んでいないのだった。が今回、その中で一番の長編である『細雪』は読み終えたことだし、いい機会だから章題に名前の出ている他の作品も読んでみる気持ちになった。といっても大佛次郎や大岡昇平はなんとなく食指が動かないので、さしあたり三島由紀夫の『金閣寺』と川端康成の『雪国』を買ってみようと思う。で、私はこの二つの作品についてほとんど筋を知らないので、いっそ文庫を買う時にも裏表紙のあらすじは見ずにいきなり飛び込んでいってみようかと考えたりしているのであった。

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『細雪』の主人公が大阪の上流階級の姉妹でありながら、その実彼女たちの好みには東京人であった谷崎潤一郎の嗜好が濃厚に反映されているんじゃないかしらといったことを誰かの随筆で読んだのだけれども浅見淵だったかしらと思って『新編 燈火頬杖』をめくったらそうだった。

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さてスマホを見る代わりの暇つぶしになればと買った『細雪』であるが、暇つぶしなどとんでもなかった、大変に面白くて途中から巻を措く能わず一気に読み切ってしまった。全く名の知れた傑作であるだけのことはあった。新潮文庫で上中下巻と長大な物語だけれども、流れるような筆遣いに身を委ねていれば結末まで淀みなく運ばれていくので、文章がうまいというのはこういうことなんだなあと感嘆しきりだった。しかも嬉しいことには、読み終わってなおそこから何物かを無限に汲める泉として、また一個の巨大な謎として存在し続ける豊かな作品なのである。

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むしむしする。

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やる気ぺちょりぺちょり。

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川端康成も『伊豆の踊子』なんて読んでみたら意外と読めたりするんかしら。さて。

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LUMIX S9実機見たいなあと言っているうちに発売日が迫ってきてしまった……。各カメラ店に実機は来ているらしいが見に行く暇がない。

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しかし『蓼食ふ虫』ってすごいところで終わるな。ここで終わるんだ。

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昔の文学を読んでいると価値観の古さはどうしても気になってしまうわけだが、『蓼食ふ虫』はここまでストレートに「自分の好みは人形みたいな女なのかも……」と書いてあると(告白してあると?)「お、おう」としか返せないものがある。(しかし人形みたいな女とは書いていなかったかもしれないが、まあそんなような話)

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谷崎潤一郎の『蓼食ふ虫』は、中盤の淡路浄瑠璃を見に行くくだりなど、作者が淡路浄瑠璃のことを書きたかっただけなんじゃないのと思いつつ退屈もせず読めてしまうのはやはり筆力なんだろうな……。