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不在

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落ち込むことがあって落ち込んだ。

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寝不足でしょもしょもしている。

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海外のレビューを見ていたら「I was hyped」という表現があり、直訳すると「私は誇大宣伝され(てい)ました」という意味なんだけども、日本語ではどう言うのが自然か考えた。「(私は)誇大宣伝された」とはあんまり言わないよなあ。「○○が誇大宣伝された」という言い方なら自然だが。もしくは「○○は誇大宣伝だった」という感じか。

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芥川龍之介の「妙な話」に登場する謎の赤帽は岡本綺堂の「停車場の少女」の親類ではないかと思った。初出は「妙な話」の方が前なのか。「妙な話」はそのまま第一次大戦後のイギリスあたりに舞台を移せそうな西洋怪談風の味わい。

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今のところ現代日本(2010〜2020年代)の文学は読む気になれない。読んでもしょうがないというか。

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『昭和の名短篇』を読んで文学のアンソロジーっていいなと思った。いつも怪奇小説でアンソロジーばかり読んでいるのに、文学(この文脈では「純文学」と書くべきかもしれない)のアンソロジーを読んでみるという考えには至らなかった。いくら文豪であろうと、評価の定まった作家であろうと、その作家だけの短編集を買うと「これはいいけど、これはいまいち」とか「なんだか飽きてきちゃったな」とかなりそうだから、アンソロジーはありがたい。なんといってもアンソロジーは、見る目のある人が「この作品は良い」と選んだものだけが入っているから面白さが保証されているというか、面白さの下限が通常より高くなっている気がする。

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冊数としてはそんなに読んでいないのだが、「今年読んだ中で一番よかった本」について考える。ノンフィクション部門(?)では、メアリー・ウォーノックの『考えるあなたのための倫理入門』だなあ。フィクションは短編ばかりつまみ食いしていたので、どうも……。

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今日は早く寝ないとという日に限ってなんだかワクワクして眠れなかったりする。

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hontoに頼んだデ・ラ・メア新刊は今見たら「出荷作業中」になっていた。

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河出文庫の岡本綺堂訳『世界怪談名作集』二冊組を買った。『世界怪談名作集』は昔Kindleで100円ぐらいのを買ったし(著作権が切れているので)、以前購入した『岡本綺堂読物選集』にも収録されているだろうから新しい本はいらないのだが、こういうのは買って需要を示すのが大事なのだと思ってレジに持っていった。

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『装幀百花 菊地信義のデザイン』、講談社文芸文庫なのでめちゃめちゃ高いが欲しいし買うしかない。近所の書店にあったら勢いで買っちゃおうと目論んでいたらどうやら売り切れていた。

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ここに書いた文章をなんとなく読み返してみると読点が少ない。これが自分の本来の思考のリズムということだろう。(一文目なんかも、「ここに書いた文章をなんとなく読み返してみると、読点が少ない。」と書いてもいいところである。)

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3776細字のブルーブラックは少し色が濃くなってきた。考えてみたら昨日はインク浸透を促すのに利用した水が抜けきっていなかったのかもしれない。薄みが抜けてきた分、青みが強くなった。プラチナのブルーブラックは青いとよく言われている。しかし紙の上に書いたものも万年筆の中に入っているインクも時間が経つにつれて少しずつ酸化してきて黒っぽくなる。

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使い終えたロディアのメモ用紙に万年筆で落書きしていたら滲まないし裏抜けしない。ロディアっていい紙使ってるんだな……。

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荒川洋治編『昭和の名短篇』を半分くらい読んだ。名短篇と銘打たれているだけあって、どれもしみじみと感心させられる。感心させられるなんて言うと偉そうだが、「面白い!」とは違う感情、良さが体にじんわり染み渡っていくような印象を受けるのである。中でも高見順「草のいのちを」、小林勝「軍用露語教程」、佐多稲子「水」がよかった。とりわけ「軍用露語教程」は痛切な物語で、非情な戦時下で一瞬心と心が通うかに思われた士官候補生の少年と露語教官の人間性を戦争が轢き潰していく。少年にとって教官は希望を与えながら残酷にも奪い去った不可解な男だったろうが、恐らく彼は特攻を運命づけられた若者に希望を与えることに耐えられなかったのではないかと思って胸が詰まった。

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『思考の技法』をがっつり読み終えて疲れた。面白い本だったが、それはそれとして理屈ではない話なおかつ翻訳ではない日本語によって書かれた本が読みたくなったので色々読んでいる。

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そもそも今年出たデジタル一眼レフの新製品がペンタックスのKFだけらしいと知ってたまげた。なんだかんだ言って、キヤノンもニコンもプロ/ハイアマ向けのミドルハイ〜ハイエンド一眼レフは作っているものと思っていたから。まあハイエンド機はそうそうモデルチェンジするものでもないのかもしれないが……。本当にミラーレス化が進んでいるんだなあ。

赤城耕一の「アカギカメラ」 第60回:一年の終わりに一眼レフ。今年唯一の新機種「PENTAX KF」 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/colu...

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ペンタックス(リコー)が今の時代にフィルムカメラ! なんとまあ。これは応援したい。買える値段なら買って応援したいが……。

PENTAXブランドにて”フィルムカメラプロジェクト “開始~カメラファンの皆さんとの共創を目指して~|RICOH IMAGING
https://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_inf...

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長らく寝かせていたセンチュリー#3776の細字にブルーブラックのカートリッジを入れる。コンバーターにボトルインクの方がコスパはいいがカートリッジの方が長く書けるし、頻繁に補充するほどは使わないのでカートリッジがちょうどいい。しかしペン先がうんともすんとも言わず、インクを出すために流水に晒したり水に浸したり固いカートリッジの腹を押したりと大変だった。一応洗ってあったとはいえ保管期間が長かったからペン先がおかしくなってしまったのかとすら思った。だがさんざんカートリッジからインクを押し出してやって、ペン芯に滲み出たインクを流水でペン先まで行き渡らせてやったらやっと使えるようになった。
一度インクが出ると、さらさらというかすらりすらりと書ける。同じ#3776の極細より字幅が細いしインクの色も薄い気がするが、この細字の個体のフローが渋いのか、プラチナのブルーブラックは使い始めは薄めの青だから時間的なものなのか、それとも極細に入れている松露(色彩雫)は割合どばどば出るタイプのインクだから極細のフローが良すぎるのか、現時点では判断できない。とはいえもともと専門中古店で買ったものであるし、機会を作ってペンクリニックで見てもらうのはありかもしれない。

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「裸族のお立ち台TWIN」とWestern DigitalのWD20EZBX(2TB、7200rpm)でMacbook Airのデータバックアップ。Time Machineはバックアップ時のMacの状態をそのまま保存する感じで復元時もMacがないといけないので、それとは別に各種ファイルのバックアップを保持しておく用。MacでもWinでも使えるようにexFATでフォーマットし、データを移動……させようとしたらMacが強制終了してひやひやした。再起動後は特に問題なくコピー完了。20GBほどのデータを動かしたが5分もかからない印象だった。さて、せっかくお立ち台がTWINなので、HDDをもう1台用意したいのだが……。