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不在

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衝撃を受けすぎたのでレクイエム・フォー・ドリームのサントラで緩和する(ショック療法)。

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物語はこんな風に語ることも可能なんだなーというか、語り方そのものが物語なんだな、みたいな、なんていうんだろう、そういう感じ。

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ちょっと本当ため息が出るくらい良い映画だった。素晴らしかった。

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Amazonでたまたま目についたから見てみたのだが、ものすごくいい映画だった。「語らずして語る」の極致を見た思いがする。余白の解釈は観客に委ねられていて、恐らく正解はないのだろう。あと、光と色彩がすごく綺麗。あらすじより遥かにシビアな話だけども……でも美しい映画。こんな作品の存在は全然知らなかった。う〜ん、世の中には素晴らしい映画がたくさんある!

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「名作かどうかはわからないし別にすごく面白かったわけでも好きなわけでもないけどなんか変な映画だったな……」という映画を見た記憶も人生を豊かにするダスね。

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今回レンタルしたDVDの大トリが2時間超えだから気合入れてかからないといかん。がんばろう。

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特定のTRPGを遊ぶプレイヤーには有名であると言われる「家族の肖像」ってアマプラ無料見放題に入ってるんだ……。

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自分の中の「巨匠」というカゴにトリュフォーもフェリーニもゴダールもブレッソンもヴィスコンティもごちゃ混ぜに入っていて実際に見たことは多分ない(なかった)ので一つでも二つでも見てカテゴリーを細かくしていきたい。

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「大人は判ってくれない」は監督が誰かも知らないくらい無知の状態で見始めたのに、ちらっとどこかで見た紹介文のあらすじが映画の95%ぐらいまでの話でちょっとびっくりした……。

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ホラー映画も何が起きるか見る前からわかってるだろと言われればそうだな……。

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かといって「ファニーゲーム」みたいに「あなたたちこれ(暴力)が楽しいんでしょ?」というメッセージをあからさまに突きつけられると「そうですけど?」と斜に構えたくなるくらいには捻くれているが、でも、それでもよ。まあヒーロー系のアクション映画って何が起きるか見る前からわかってるから残りの限られた人生で別に見なくてもいいかなっていうのもある。

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暴力を見る快楽を提供するツールとして、ハリウッド映画(およびそのフォーマットに乗った映画)があまりにも完成されすぎてて、私は「イコライザー」のとりわけ初代なんかはBlu-ray買ったくらいで今でも大好きだけども、でもそれでもなんていうか怖くなったんだよ。

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だいぶ前に「ビーキーパー」(ナメてかかった相手がジェイソン・ステイサムで行くとこまで行く映画)を見て、面白くはあったのだが、なんかもう流れが完成されすぎてて逆に怖くなっちゃって、ハリウッド系のこういう映画見るのもうやめようかなと思ったんだよね。

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暴・恐・暴・芸・暴(暴力映画・恐怖映画・暴力映画・芸術映画・暴力映画)のローテーションで系統別修行を行うという寸法よ(大ウソ)。

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「大人は判ってくれない」を見た。始まった瞬間は「古っ!」と思ったがだんだんに引き込まれ、優れた映画は時代を貫いて届くものであることがよくわかった。砂浜の足跡も少年の眼差しも、とっくの昔に過ぎ去って消えた瞬間が永遠に残る。

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構造、テーマ、表現。

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「◯◯の映画」と「◯◯についての映画」があって、今回の「ベニーズ・ビデオ」や「ファニーゲーム」は「◯◯について」性が限りなく高い部類なのかなあと。昔見たやつだと例えば「キャビン」は「ホラー映画についての映画」であってホラー映画ではなかった。(もちろんホラー映画についてのホラー映画もあるだろう)

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もうちょい違う方向で面白い映画も見ないとな〜。

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どこかでヘレディタらなければならないのかと考えている。どんな話なのか知らんが後味が悪いのは(多分悪いと思われる)まあいいとしましょう。怖いのはいただけない。怖いのはいけませんよ。

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あとレンタルしたDVDはノット暴力なのが2枚だからノット暴力な心構えで見よう。