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不在

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私はそういう文章を読んで、勇気だの元気だのをもらうタイプではないということだろう。そもそも私は何かを鑑賞して勇気や元気をもらったと感じることはほぼないのだけれども。あるいは単純に興味がないのかもしれない。

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女性の生きづらさとか、女性ならではのモヤモヤとか、そういう話を読むのがこの上なく苦手で自然と女性作家のエッセイには手が伸びなくなるのだった。読んでいて辛くなってしまうので読みたくないのだった。

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今月気になる本をメモしておいてまだ何も買っていなかった(古本はよく買った)。とりあえず文庫だけでもということで『精選女性随筆集 有吉佐和子・岡本かの子』(文春文庫)と小山清『小さな町・日々の麺麭』(ちくま文庫)を購入。前者は岡本かの子目当てだった。有吉佐和子の方をちらっと読んでみたが、時代を感じさせる文体が苦手な気配がした。いかにも「女流作家」(これはもちろん当人が望んで呼ばれたわけではなく歴史における汚点となるべき言葉であるが)のエッセイっぽい雰囲気が、これもまた非常に苦手だった。ご本人が悪いわけではないが、読めないかもしれないと思った。

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そういえば「詰まる」というのもそもそもあまりいい意味じゃないのにどうして「詰まらない」が面白くないとかいった悪い意味になったのだろうと辞書を引いてみた。
「詰まる」の意味の一つに「筋道が通る、決着がつく」というのがあり(「つまるところ」と言う時の「つまる」)、その否定形つまり「筋が通らない、決着がつかない」というところから「張り合いがない」「取るに足りない」「くだらない」と意味が広がっていったもののようだ。

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カメラを持たずに外出して、荷物の少なさ軽さに感動したが、カメラがない寂しさもあり難しい。

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ここに、悪魔が現れて、「どうだい、面白い人間にしてやろうじゃないか」と持ちかける。私は目先の欲に釣られ、つい承諾してしまう。そして……
 A:当然、代償がつきもので、ろくでもないことになる。最後には、私の葬式(たくさんの人が集まっている)の片隅で、悪魔が「面白い人生を送れてよかったじゃないか」とほくそ笑む。
 B:当然、代償がつきもので、ろくでもないことになる。「ああ、こんなことなら、つまらない方がよっぽどましだった!」と叫んだ瞬間、私は元の部屋にいる。どうやら、うたた寝をしていたらしい……。
よくある話。

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面白くないのがそもそも普通なのに普通の人が無理に面白くなろうとするとろくなことにならない。

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自分はなんてつまらない人間なのかと最近よく感じる。でもそもそも何の取り柄もないただの一般人がそんなに面白いわけないのが普通であって、面白い人がいるのをいくらでも目の当たりにできてしまうネット時代が凡人にとって不幸なのかしらとも思う。

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しかし面白い人間になったら、今は動画だの有料記事だので小銭ぐらいは稼げる時代かもしれない。小銭ぐらい稼げる面白い人間になるには小銭に見合わない努力が必要そうではある。

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もう少し食わず嫌いせずに読まないといけないとも思うが……。残りの人生が長いでもなし食指の動くものだけ読んでいて何の問題があるのかという気もする。興味の広い人間の方が面白いとはされるだろうが、これから社会や読書界に羽ばたくでもなし、今さら面白い人間になったところでどうするのか。

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文具女子博の予算はまあ五千円と決めていて、厳選すれば守れるだろうと思っていたが、当然守れなかった。五千円は超えてしまったけれども、だいたい、まあ、収まっただろう、これぐらいには……と頭の中で暗算した数字からも離れた額をレジで告げられ、内心「あらっ参ったねこりゃ」と思ったが顔色を変えずに(どうだろう)「クレジットカードでお願いします」と告げた。(現金が足りなかったので)

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自分自身がじめじめ、うじうじした人間だから、他人の書いた文章でまでそんなものを読みたくないという気持ちが今は強いのだと思う。

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人間ある程度の年齢になったらパートナーがいて、場合によっては子供がいて、という状況を仮に「普通」とすると、普通は言い過ぎだとしてもまあ多数派とすると、私は少数派なのでそういう話には実感のこもった興味はなく従ってそういう多数派の人生についての読み物にも大して興味は持てないのだが、では少数派に目を移してみるとどうも自虐文学というか、「こんなに冴えない私/僕ですが……」という立ち位置から始まっている読み物が多い気がして個人的にはそういうのもいい加減いいかなあというか、なんかもうちょっと他にないのかなあと思うのだった。実は探せばあるのであって、探していないだけかもしれない。

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書籍を貯め込んでいる以上、モノを減らす生活は到底無理だが、移動する際は荷物が軽いに越したことはないと痛感したので持ち物を減らしたり軽くしたりできないか考え始めた。

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「ねむねむ、げきねむ、エミネム」などと一人で笑っていると夜はあっという間に過ぎ、眠いのに今夜も早寝をしそびれる。

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アナログの日記が今のところ継続できているものの、ブログを開設して清書するような気にもならず、ただ書いているだけで、何の意味もない気もする。

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お夜食にプリングルスを食べるという罪。

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ねむすぽ。

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やっぱり叙情的なのが好きなんだよなー。

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夜中にヒョンヒョロのうさぎの顔を見てしまって怖い。