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不在

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いつからか半ば無理にTRPGを続けていたせいで、自分の時間(ゆっくり好きなことをしたり何もしないでいられる時間)を「やらなければいけないこと」に捧げることへのストレス耐性がかなり低くなってしまった。楽しかった経験まで否定したくはないが、そういう意味ではもっと早く思い切ってやめるべきだった。

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恋愛感情を持ったことがなく、実感としては理解もできず、(本当に無関係・無関心であるゆえに)恋愛を忌避するでもなく単に「別にしたいとも思わない」というのは、この社会では人間未満である感じがして肩身が狭い。多様性の表現として定着しつつある「LGBTQ」にも入れてもらっていないし。どうせ、みんな「恋をしたことがない人間はどこか欠陥がある」とか思ってるんでしょと絶望して諦めている。他に言うことはない。

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YouTubeのおすすめになぜか出てきた「真夜中のジョーク - 間宮貴子」という動画(というか曲)を何気なく開いてみたらすごくよくて衝撃を受けた。1980年代初頭にアルバム1枚だけ出して消えてしまった「幻のシンガー」らしい。冷めた感じの歌声がかなり好きだった。ちょうどiPod(というかiPhone)に新風を吹かせたいと思っていたし、そのうちCDを買ってもいいかもしれない。

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重い腰を上げ、バックアップ用のHDDケースとHDDを注文しようとしている。「こんなことで1万円以上も払うのは……」という気持ちだが、バックアップは「こんなこと」ではない。もしもの時のために必要なのである。とでも言い聞かせないと、買い物としてはわくわくするものじゃないから気分が上がらないのである。

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実は『カーテン』を読んでいない。ポワロを見送るなんて寂しすぎるからだ。しかし『ポワロと私』を読んで、ポワロが物語の中で死んだからといって何もかもおしまいになるわけではないと気づいた。何度でも本を開けるし、何度でも会いに行けるのだ。
ポワロの物語上の最後の事件は『カーテン』だが、クリスティが書いた実際のポワロ最終作は『象は忘れない』で、私はこの小説の最後の台詞を大切に思っている。

 「象は忘れない」とミセス・オリヴァは言った。「でも、わたしたちは人間ですからね、ありがたいことに、人間は忘れることができるんですよ」 (中村能三訳)

長年人殺しや人間の暗い面と向き合い続けてきたポワロへ向けて、作者の分身であろうアリアドニ・オリヴァ夫人が最後の最後にこう言ったことに救いを見出すのは感傷的に過ぎるだろうか。畳む

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本を買い続けて金銭感覚が壊れてきてしまったのか、『アクロイドを殺したのはだれか』の現在のAmazon最安価格5408円を見て「まあ買える額だな……」と思ってしまった。新刊でも5000円ぐらいする本はざらにあるわけだし。クリスティファンであれば、この本には5000円の価値はあるし。もう持っているから買わないが……。

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古本が高騰している『シャーロック・ホームズの誤謬』(ピエール・バイヤール)が創元ライブラリ入りするようだ。『アクロイドを殺したのはだれか』も復刊したらいいのに……と思ったがこちらは筑摩書房だった。確か『シャーロック・ホームズの誤謬』は持っていないという記憶だったがAmazonによると2016年に購入済みだった。本棚を確認するとあった。そもそも『〜誤謬』で取り上げられている「バスカヴィル家の犬」を読んでいないので読んでからにしよう、と思ったまま本棚の飾りになっていたらしい。バスカヴィル家の犬はいまだに読んでいない。

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#メモ
写真からExif情報を削除するために Exiftool を入れようとして、Homebrew(私にはよくわからない何か)まで入れたのになぜかうまく行かず、結局 Exiftool の公式サイトから dmg ファイルを落として普通にインストールした。

ExifTool by Phil Harvey
https://exiftool.org/

dmg をダブルクリックすると pkg が出てくる。pkg をダブルクリックするとインストールが始まる……はずが Mac が「これは信用できないよ」みたいなことを言ってきて拒否される。pkg を右クリックして「開く」で Mac の警告を無視して実行できた。

Exiftool のインストール後もターミナルの使い方がよくわからなくて、exiftool コマンドを実行しているのに File not found ばかり言われて「???」となりながら検索したらディレクトリの移動というやつをやらないといけないようだった(本当に素人すぎる)。そういえばWindowsのコマンドプロンプトを触った時も同じミスをしてうんうん唸っていた。
cd コマンドでディレクトリの移動というやつをできる。
ので……:

その1
cd 操作したい画像ファイルがある場所のパス
で該当ディレクトリに移動する。打つのが面倒な時は、そのフォルダを Finder からターミナルにドラッグ&ドロップすればパスが自動で入力される。

その2
exiftool -all= Exif情報を消したい画像ファイル名
で該当画像のExif情報を全て削除できる。

補足
画像のExif情報を確認したい時は、(ディレクトリをちゃんと移動した上で) exiftool 画像ファイル名 で確認できる。
またはターミナルを使わず、プレビューから「ツール」→「インスペクタを表示」でも見られる。

最初、「-all=」の「=」を打ち忘れていて「なんでちゃんとやってるのにできないんだ!」と頭を抱えそうになった。
しかしとにかくこれでExif情報を削除できるようになった。

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グラインドコアはかろうじて聞いたことがあるが(AxCxとAgoraphobic Nosebleed)、ゴアグラインドは一度も聞いたことがない……。しかしなぜか本を買ってしまう。指の隙間からホラー映画を見るような感覚かもしれない。昔から、ホラー映画は苦手なくせにレンタルビデオ屋でホラー映画のビデオの裏面を見るのは好きだった。「カタログ欲」みたいなものがある。モノそのものよりカタログ(説明、紹介)を見るのが好きなような……。

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ホラー映画の本ならどんなにグロい場面写真が載っていたって結局は作り物だが、ゴアグラインドのジャケットは本当に本物(実際の交通事故の写真とか……)なので、ゴアグラインドの本を読む時は覚悟しないと……。

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手持ちの『激重轟音メタル・ディスク・ガイド』にもゴアグラインド系を取り上げた章があり、もう一度見たくはないジャケットがいくつかあった。

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これは買うしかないが載っているジャケットを見たらきっと後悔するだろう。それでも買うしかない。

突然ですが『ゴアグラインド・ガイドブック』を出版します! | パブリブ Publib LLC
https://publibjp.com/20221215

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文庫本は専用収納箱にボコボコ入るので「文庫は別腹」とばかりにホイホイ買ってしまうが、収納箱に入れたって場所を取るものは取るという事実が横たわっている。

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とっとと始めればいいのにブログの始め方についていまだに調べてみたりしている。
だが、
・趣味でブログをやりたい人よりもブログで稼ぎたい人の方が(恐らく)多い→「収益化できるブログの作り方」の需要が多い
・検索結果の上位に来るのはSEO対策に特化したブログである→そういうブログは収益化にも成功しているので、収益化の方法を教える記事が多い
ということで稼げるブログの話ばかりなのだった。

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映画のバシッと決まったかっこいいカットなんかは、あれは一体誰が初めに考えたんだろう?

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電源ゲームにはTRPGにあるような意味での自由度はないが、プレイヤーがゲーム上で決められた行動を取ることしかできない、すなわちプレイヤーにその行動を行わせることができる、という特性はうまく活用すると凄まじい威力を発揮するなと思った。

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寒くてとうとうダウンジャケットを着始める。ダウンは軽くて暖かい。

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言葉にするのは難しいが、「意識」が神の被造物でも説明不可能な奇跡でも宇宙で最後に残る解明困難な謎ではないとしても(そして恐らく実際にそうではない)、私たちが意識に感じる特別性が薄れるわけではないし、意識そのものの価値が消え去るわけでもないのだ(と思う)。意識が科学的に解明され、たとえ私たちの体の中に奇跡や魂が存在していないとわかったとしても、私たちは実際に意識に特別性や神秘性を感じるし感じ続けるだろう。ならば、その「感じ」自体が(科学とは異なる分野で)まさに私たちにとって重要なのであり、科学が魂の不在を証明したからといってその「感じ」までも放り捨てる必要はないのではないか?

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『思考の技法』と並行して『脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論』を読み進めている。テーマ的に響き合う部分があり面白い。どちらの著者も「意識は『ハードプロブレム』(解決困難な問題)ではない」という意見。読んでいるとそういう気がしてくる。

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ディアブロ4には回避アクションがあるらしい。ディアブロ2を遊んでいると回避が欲しくなるが、あったらあったで回避前提のゲームバランスになっているわけだからどうなるか……。