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不在

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日本語(と中国語)は漢字の知識があれば熟語の字面からだいたいの意味を類推できるのでそこは優れている。しかし、使い慣れた言葉でもよくよく見てみると漢字からその意味をさっぱり、またはほとんど推理できない単語がある。例えば、漢字の知識だけ頭に入れて、熟語については忘れたつもりで「安全」「自由」という言葉を見たらその意味を予想できるだろうか。(本当に漢字に詳しい人ならできるのかも)
多分、「安全」は「全て・安い」で、「安い」に古くは「平穏である」という意味があるそうなのでそこから来ているのだろうか? 「自由」は大辞林によれば“「自分の心のままに行動できる状態」の意として漢籍にある”という。「自」は言わずもがら自分であるとして、「由」に何かしら行動するような意味があるのだろうか?

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本への書き込みやライン引きが嫌いで、どのくらい嫌いかというと「過去の自分によって引かれたライン」ですら許せないのでそもそも初めから本には何も書かないでおくぐらいなのだが、このたび仕方のない事情で書き込みありの古本を入手した。せっかくなので前の持ち主の足跡でも見ておこうと思う。

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死にたい人間としては、別に死にたければ死ねばいいと思うし、死にたいと思ったことがない人の言う「自殺してはいけない」など聞く価値がないと思っている。
「死にたければ死ねばいい」というのは、「じゃあ死ねば?」と突き放したいわけではなくて(もしかしたら結果的には同じことかもしれないが)、もし目の前に真剣に死にたいと思っている人がいるとしたら、ただ「死んじゃだめだよ」と言うのも無責任だし、自分がその人の抱えている問題を解決できるわけでもないし、その人にかけられる言葉などないという意味である。

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面白そうな本が出ると思ったらみすず書房だったので高かった。4500円……。

自殺の思想史 ジェニファー・マイケル・ヘクト(著/文) - みすず書房 | 版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/97846220...

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暑さの夏はよろよろ歩き……といった具合。(詩にもなんにもならない!)

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寝不足で体調のよくない時など、たまに電車と駅の悪夢を見る。帰りの電車に乗りたくて大きな駅を一生懸命進んでいるのだが(なぜかだいたい下に向かっている)、道がよくわからなかったり、何かが間違っていたりしてなかなか目当てのホームに辿り着けない。あるいは「どこかの駅で乗り換えればいいだろう」と思って適当な路線に乗ると、全然行きたい駅を通らない。焦燥感だけが募っていく、そんな夢を見る。
今朝はその悪夢の強化版といった趣で、もう細部は忘れてしまったが、秋葉原(?)から帰るために駅を探して適当に歩いていたら、よくわからない白い館の中を通って、そこで結婚式のようなことをやっていたり、やっと大きな駅に着いたと思ったら下っても下ってもホームに辿り着かない、尋ねようにも受付の係員はカウンターに突っ伏している、外国の観光客の人たちも駅内で迷って困っている。なんだかんだでやっとホームに着いたら、よかった、始発電車だったというわけで、大勢で車両の座席を埋めて発車を待っていた。

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今度こそ、いよいよ、本当に、都会の大きな本屋に行って本を買いまくるぞと決意した時にhontoから5%オフクーポンが届いた。5%。微々たるものに見えるがもし5万円分本を買ったら2500円も得をすることになると思い、心が揺れる。しかし5万円分はさすがに買わないが……。
むしろ、この時代にわざわざリアル書店で買い物をする人間にこそありがとうクーポンみたいなものを配ってほしい。無理な話だとはわかっている。

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#メモ
Windows11の新しいアップデートがなかなかの難物らしいということで、ゲーミングノートを久々に起動してBitLockerのチェックなどを行った。
そうしたらBitLockerはもともと無効になっていたので、多分該当の更新プログラムを入れても問題はないだろう。だが念のため修正が入るまで待つことにして、他の更新プログラムをインストールした。

「KB5012170」に再び問題、「BitLocker」の回復キーを入力しなければならなくなる
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/...

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怪談を、もしくは怪奇めいたところのある小説をただの一つも残していない文豪は存在するのだろうか。

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ゲームそのものを遊ぶより攻略本を読む方が、カードゲームそのものよりカードリストを眺める方が、小説を読むより評論を読む方が好きなのは恐らく性というものでしょうがない。

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『文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション 死』から川端康成「不死」を読んでいた。川端康成なんて大文豪に縁はないと思っていたがこないだも『川端康成異相短篇集』をぺらぺらめくっていたのだった。気味の悪いいやな小説を書く人だ(もちろんよろしい)。こんな作家だったのか。

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うーん、色々手を出すなら哲学・思想の古典も知っておいた方がいいな……。すべての礎となったギリシャ哲学(ソクラテス、プラトン、アリストテレス)、あとやっぱりカント、そのへんかなあ。

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とりあえず
・言語学(今読み中)
・精神病理学(前に『症例でわかる精神病理学』を読んで面白かった)
・言語哲学(ライカン『言語哲学』がよくわからなかったのでちゃんと入門)
・物語論(『ストーリーとディスコース』が面白い)
あたりはもう少し追いたいところ。あとホラー評論も仕入れたので読む。

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『ことばの本質に迫る理論言語学』。「『親の顔がみてみたい』といわれて親の写真をみせてはいけないのはなぜか?」(2.13)という題を見た時は、それは文法の問題というより話し手の意図の問題なのではと素人考えを抱いたが、メトニミー(換喩)、つまり比喩という言語学上の概念によって説明されていて納得した。「親の顔が見てみたい」という表現は比喩であり、実際には「親の顔を見たい」ではなく別のことを意味しているので以下略……というわけ。
と書いてみると当たり前みたいだが、真面目に「そういえばなんで親の写真を見せてはいけないのだろう?」と考えると面白い。

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次は『日本語類義表現の文法』に行ってみる。多分通読はしないが……。『ストーリーとディスコース』もあと少しだし(読み終えるのが惜しいので先延ばしにしているのもある)、『法哲学入門』も前置きが終わって面白くなってきたし、どれかちゃんと読み終えないと頭がこんがらがりそう。

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『ことばの本質に迫る理論言語学』をとりあえず読み終えた。わからないなりに結構面白く読んだが、第4章「生成文法」はあまりにも専門的すぎて全く意味がわからず、読み飛ばしてしまった。(そもそも専門書なので専門的なのは当然)

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ちょっとした足として自転車が欲しい、そろそろ髪を切らなければならない、エトセトラエトセトラ、といった一つ一つはまあまあの出費である物事を合計すると結構な金額になってしまう。

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蒸し暑い。

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「様々な思想・理論・議論の礎となっているので触れておいた方がいい著者一覧」をメモしておきたい。例えば哲学分野ならカントとか。その時はあとでチェックしようと思っても忘れてしまう。

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頭が痛かったせいだと思うがものすごく変な夢を見た。