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不在

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長期的な目標として、富士フイルムのカメラ(と言いつつ「写ルンです」というオチではなくXマウントのカメラ)を買いたいと思っていたが、家電屋で実物を見たらボディもレンズも大きくてちょっと恐れをなしてしまった。

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『日本近代文学大事典 机上版』という本を買った。文学アンソロジーをつまみ食いしていると作家について知りたくなるが、ネット情報(とりわけWikipedia)は信頼できないし嫌だなあと思っていたので。この『机上版』ものちに個人出版(?)で正誤訂正本が出ているとか見たから誤りはあるらしく、万能ではない。だが逆に言うと、しっかりと編者が携わっている事典ですら誤りがあるのなら、ネットで簡単に編集・検索できる情報の真偽の程など推して知るべしというわけである。(時に、プロの人の裏話的な文章を見ることができるのもネットの利点ではあるのだが)
事典なので机上版とはいっても大きい。

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なぜか昔買っていた『改訂 文学入門』を読み始める。

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GRIIIxがとても良さそうで、でも約12万円しているので買うことはできない。そして12万円するカメラをポイッとポケットや鞄に放り込めるかというと無理なのでやはりそういう意味でも買うことはできない。ポイッとポケットや鞄に放り込んで連れ回せるカメラを求めている。GRは最高のコンパクトカメラだが12万円は……。

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ものいり。

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たまに、感嘆符や疑問符の後ろに句点をつけている人を見ると、どこでそういう書き方を習ったのだろうと思う。

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みすず書房の『絵画とタイトル その近くて遠い関係』が面白そうなのだが、いつものみすず価格(4000〜5000円くらい)でもなかなか厳しいのに、この本は誇張抜きで8000円するのでとても買えない。

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イヤホンが修理のためにドナドナされていった。修理費がかかるにしろ、かからないにしろ、恐らく本体交換となるだろう。サヨウナラである。無線イヤホン不在の間は有線イヤホン久々の出番。実はこっちもそれなりの値段がした結構いいやつだった。

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読んでいると面白くはあるものの、ハンタの連載期間が終わったのならやっぱりジャンプの定期購読は解約しようかなと思う。しかし確か「今後の連載形態を考える」みたいな話だったので、不定期連載もありえるし、まだ解約は早い。

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今日も変な時間に寝てしまったので眠くなく、ひたすらだらだらしている。

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インターネットばかりやって、インターネットにばかり書いていると、言葉がどんどん貧しくなっていくように感じられてアナログの日記をつけ始めたのだった。書けば書くほど自分の中の言葉が痩せ細っていく感じがする。それが嫌になった。
反面、例えば親しい人とのLINEなんかでは、そしてまた今はやめてしまったがTRPGのテキストセッションなんかでは、言葉の厳密性にそこまでこだわったりしない。自分の中では「話し言葉はOK」という基準があるのだろう。そこが自分の感性の限界と言えば限界なのか。あまり敏感な人は生きるのが大変そうなので、これでいいと思っているが、詩人の才能はないかもしれない。

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今の時代は人間が人間らしく扱われない時代だと思っていたが、考えてみたら、人類史の大部分において人類の大部分は「人間らしく」扱われてはいなかった(太古の昔においてはそもそも人間らしさについて考察する余裕がなかったろう)。だから今の時代も我慢しろということにはならないが、人類も少しずつ進歩していると言えるのだろうか。

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国書刊行会の本を買う代わりに買い求めた『せきれい』だったが、主人公(恐らく作者自身)が国書刊行会の「文学の冒険」シリーズの一冊を読むくだりがあり、その偶然に驚いた。

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『せきれい』をちびりちびりと読む。ただ老作家の日記を読んでいるような不思議な小説。ご近所さんに花を贈られたり食べ物を贈ったりする。いただきものを夫婦で「おいしい、おいしい」と言って食べる。ピアノのおけいこをする妻は「せきれい」に手こずっている。同じ話題が何度も出てくるし、主人公と妻は同じようなやりとりを何度も何度もする。でも生活ってそういうものだよなあと思う。普通の人がよく見ないで通り過ぎてしまうような光景をしっかりと見て、捉えて、掬い上げられるのが作家なのだろう。

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本好きとは本屋に行ったついでに本屋に行ってその帰りに本屋に寄ったりする生き物である。

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元日の朝から国書刊行会の記念小冊子のために遠くの本屋まで出かける覚悟を決めていた。(実際のコミケには行かなかったが)気分はコミケ延長戦、その用事を済ませないことには自分の2022年が終わらないようで落ち着かなかった。そして拍子抜けするぐらいあっさりと小冊子を手に入れることができたので無事に私の2023年が始まった。
同時に、国書刊行会謹製四六判カバーのためにフェア対象書籍も買う予定だったが、どうしても欲しい本がなく、今は節約したいし、また別の書店で別のフェア対象書籍を見かけることもあろうと今回はやめておいた。とはいえ本屋への義理立てがあり、小冊子だけもらって何も買わないわけにはいかない。三十分ぐらい店内をうろつき回ったあげく、小学館P+D BOOKSという安いレーベルを買ってみた。そういうわけで新年の読み初めは庄野潤三『せきれい』となった。

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アナログの日記をつけ始めたのでここに書くことが減ってしまった。

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無線ヘッドホンというか、ワイヤレスヘッドホンと呼ぶのが当たり前なのだから、有線ヘッドホンもワイヤードヘッドホンと呼んだらなんだかかえってサイバーパンクでかっこいい気がする。英語圏の人には何も面白くないだろうが……。

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有線イヤホンはバッテリー切れしないところがよい(なんだか本末転倒みたいな話)。
では有線ヘッドホンもバッテリー切れしないところがよいのかというと、無線ヘッドホンは積めるバッテリーがイヤホンより大きいからか再生時間がだいぶ長い、つまり再生時間で困ることはあまりない。ヘビーユーザーはヘッドホンでも困るのだろうか。

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音楽といえば、最近はなんとなくジャズを聞きたくなって、音楽プレイヤーになぜか入っていた「Night at the Village Vanguard」を流したらだいぶ気に入ってそればかりかけている。