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不在

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しかし自分は京都まで行って本屋に行く。

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もしも京都に行くならおしゃれなカフェで一休みと洒落込みたい気持ちがないではないが、雰囲気のいいカフェなら東京にも神奈川にもいくらだってあるし、わざわざ京都まで行ってカフェでお金を使わなくてもよさそうなものである。

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『阿房列車』を開く。なんにも用事がないけれど大阪へ行くことを思い立ち、しかし先立つものはないため、人に金を借りて一等車で悠々と大阪に向かう百鬼園先生を見たら京都ぐらい平気で行ける気がした。

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裏では一続きになっているかもしれないような妙な夢をいくつか見た。目覚めると、夢の中では必死になっていた事柄も印象の強かった人々もぼんやりしてしまって、動揺した出来事についてのおぼろげな記憶だけが残っていた。寝起きのまだはっきりしない頭で、「夢に閉じ込められる」というと、ホラーやなんかでは一つの恐ろしい悪夢から出られないような話になりがちだが、もし実際に夢に閉じ込められることになったら、内田百閒の『冥途』みたいなきれぎれの不条理な世界を延々とさまよい歩くことになるのではないかと考えたりした。

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文学フリマどうしようかなとか言っているうちに当日に別の予定を入れてしまい、今年もご縁がないことと相成った。そうしたら次の東京は会場がビッグサイトになるらしいじゃないの。個人的には行きやすくなるが(流通センターはモノレール?が海の上を走るから怖くていやだ)、大規模イベントになることも良し悪しみたい。ゲームマーケットみたいな道を辿るのかすら。

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祖父が亡くなり、祖母一人となった家をいよいよ引き払うことになった時に(その祖母も数年前に泉下の人となった)、祖父の遺品として少々の本と大量のクラシックCDをもらって帰ってきた。CDは大量すぎて、いまだに手をつけていない。祖父の遺品には(数十年前の)モダン・ジャズのガイドブックもあったから、これを参考にジャズを探してみようかと思う。

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Macbook Airで音楽聞けるようになってちょっといい感じだから、何か古い名盤ジャズでも入れたいな。今の時代ならストリーミングだろうが定額サービスを使うほどは聞かないので、今どきレンタルかしら……。

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正直、勝利の剣とクールダウン短縮系の何かさえあれば他の武器なくても問題なさそう。

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ヴァンサバの新キャラ・シームーンが結構気に入り、「軽くひねってやりますかぁ〜」とボスラッシュに挑んだら普通に負けたので、金卵をたくさん食べさせて初期武器・勝利の剣・極大聖年&アルカナ聖域という大人気ない構成で普通に勝ったがなんだか……寂しいっ……。

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ここまで来て阪神優勝しなかったらめっちゃ面白いなと思ってしまった。いや優勝はしたのか。日本一にならなかったら。

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浅見淵の評論を読んでいて気になったので、以前買ってあった尾崎一雄『暢気眼鏡・虫のいろいろ 他十三篇』(岩波文庫)から「暢気眼鏡」などの「貧乏ユーモア小説」だという短編を読む。会話文がいきいきしてていいなあ。

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急に「金と時間さえあれば京都に行けるんだ!」と思い(金と時間さえあればだいたいの場所に行けるが)、いっそ予約してしまうかと思ったが、どの日にどこに行きたいというのがあるわけではないからいつでもよくて、かえって踏ん切りがつかずサイトを閉じた。

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知らない場所で、徒歩15分って、長い。

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さらに言うと書簡は講談社版の全集(こちらは全10巻で相場も安い)に収録されているし、恋文もそのものずばり『恋文・恋日記』という単行本が出ているから、このあたりを買い集めていけばまあだいたい補完できるだろう。

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福武書店『新輯 内田百閒全集』は全33巻揃いの相場が8万円ほどでさすがにヒョイと手が出せる額ではなかったのだが、うち数冊欠、月報欠の30巻セットがなんと2万円程度だったのでままよとばかり注文してしまった(のが神田古本まつりの開催前の話)。欠けている巻は書簡や恋文など、個人的には重要度が高くない内容だったので別にいいかと思った。
欲しい全集はちまちま買い集めるより初めから揃いを買ってしまった方が結果的には安上がりになる、とはいえ、8万円と2万円の違いはあまりに大きい。欠けている巻の相場が1冊5万円であるとか、あるいはずっと手に入らないとかいうことになったとしても、相場8万が(揃いではないとしても)2万円は買うしかない。
月報欠はなかなか痛いが、内田百閒ともなるとなんと全集の月報だけを集めた『百鬼園先生 内田百閒全集月報集成』なる本がごく最近(2021年)出ているので形式にこだわらなければ問題ないのである。というわけでこちらも注文。

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福武書店『新輯 内田百閒全集』は全33巻揃いの相場が8万円ほどでさすがにヒョイと手が出せる額ではなかったのだが、うち数冊欠、月報欠の30巻セットがなんと2万円程度だったのでままよとばかり注文してしまった(のが神田古本まつりの開催前の話)。欠けている巻は書簡や恋文など、個人的には重要度が高くない内容だったので別にいいかと思った。
欲しい全集はちまちま買い集めるより初めから揃いを買ってしまった方が結果的には安上がりになる、とはいえ、8万円と2万円の違いはあまりに大きい。欠けている巻の相場が1冊5万円であるとか、あるいはずっと手に入らないとかいうことになったとしても、相場8万が(揃いではないとしても)2万円は買うしかない。
月報欠はなかなか痛いが、内田百閒ともなるとなんと全集の月報だけを集めた『百鬼園先生 内田百閒全集月報集成』なる本がごく最近(2021年)出ているので形式にこだわらなければ問題ないのである。というわけでこちらも注文。

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このイベント、前回覗いてみてなかなか刺激を受けて楽しかったので、両日は無理でもどちらか一日行ってみようかしらと思う。ものすごい盛況だったのよね。イベント後、せっかくだからと大さん橋(間抜けな字面だがこれが正式名称だからしょうがない)まで足を伸ばしたら意外と歩くわ、暑いわで大変だった。

本は港|第二回
https://honmina.com/

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内田百閒の追悼文集、井伏鱒二の随筆、と読んで、長生きするとはそれだけ多くの知己を見送るということなのだなあと痛感する。

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井伏鱒二の随筆が面白いからもっと読みたいな。井伏鱒二くらいのビッグネームだと古本屋で単行本をぼちぼち探すのもありだな。

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『浅見淵著作集』第1巻(評論)を読み始めるなどなど。