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不在

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HITMAN3の英語版のプレイ動画を見ていて、主人公47(フォーティーセブン)の指示役ダイアナの声がいい感じだと思って声優さんについて調べたら、私が昔遊んだゲーム「SOMA」で「Maggie Komorebi/Nadine Masters/Andrea Suther」役をやっていたり、昔見た映画の「ジェーン・ドウの解剖」に「Lieutenant Wade」役として出演しているそうなのだが、彼女たちが誰なのか全然思い出せない……。

Jane Perry (actress) - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Jane_Perry...

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HITMAN(超凄腕アサシンが標的をかっこよく、時には面白くキルしていくゲーム)の「標的もそうじゃない人もそのステージにいるNPC皆殺しプレイ動画」を見たら、ホラー映画を逆から見ているみたいで妙な面白さがあった。

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(あらゆるネタバレ)アントニイ・バークリーのアレこと『第二の銃声』は『アクロイド殺し』の「語り手=犯人」構造および手記叙述トリックの発展形もしくは洗練形で、『アクロイド殺し』では少し弱かった「犯人がわざわざ犯行場面等をぼかしてまで(メタ的には叙述トリックを使ってまで)手記を書く理由」をうまいこと処理している。『アクロイド殺し』のシェパードは、隣人が名探偵であることを知り、そしてヘイスティングズの手記に触発されて実際にいつか出版するつもりで書いていたようだが(それがシェパードの嘘だと考えるべき理由はなさそうだ)、『第二の銃声』のピンカートンはそもそも警察に見せるために書いていた。手記を書くこと、その手記が捜査機関に発見されること自体が犯人のトリックの一部であるという点で、『アクロイド殺し』より優れている。(そして『アクロイドを殺したのはだれか』を読んだ後だから思ったのだが、シェパードが信用ならぬ人格の持ち主である――ゆえに殺人を抜きにしても手記を額面通りに受け取ることはしにくい――のと対照的に、ピンカートンは周囲から見て滑稽なほど実直かつ誇り高い人物で、ゆえに手記の内容も相当信頼していいのではないかと思えるのは、見ようによっては優れている点に数えられるかもしれない。いずれにせよピンカートンも策を弄した殺人者であることに違いはないのだが……。)
というのはさておき、私は『第二の銃声』がひねくれたラブロマンスとして大好きなのである。畳む

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アントニイ・バークリーのアレを読み始めたら面白すぎて、ほとんど徹夜みたいな夜ふかしをして読み終えてしまった。

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Twitterで、何かちょっと話題(問題)になっていることに対して例えば「うーん、これはどうかと思うなあ」ぐらいのことだけを呟いたとしても、そういうツイートの数々+きつい調子のツイートの数々が積もると袋叩きになってしまう、っていうのが、厳しいなーと思う。

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横浜に行ったのでヨドバシカメラにも行った。今日は声をかけてくれてもいいと思ってうろついている時は声をかけられない。

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横浜に行き、蒙古タンメン中本で北極ラーメンに挑戦し、横浜みやげに京都みやげの阿闍梨餅を買った。(おいしいが賞味期限が短い阿闍梨餅、横浜高島屋の地下で売っていることを知ったのだった)
北極ラーメンは辛かったが、一口食べるごとに「は、はぁ、無理、もう無理!」となるほどではなく普通に「辛い!」と言いながら食べられるおいしさだった。限界に挑む辛さではなかった。

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コルタサル「山椒魚」に出てくる山椒魚ってこれウーパールーパーだよな……? と調べたらやはりそうだった。ウーパールーパーは「メキシコサンショウウオ」であるらしい。しかし邦訳を「ウーパールーパー」とすべきだったかというと難しい。

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コルタサルの「殺虫剤」、中学か高校の文芸部に入っている子に読ませてグッと文学の好みの軌道を逸らせてあげたい。ところでコルタサルとは全然関係ないが、十代の創作者が読むと致命的なほどの影響を受けてしまう作家は秋山瑞人だと思う。

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河出の「怪談集」シリーズの『ラテンアメリカ怪談集』を買ってあったか買ってないかいつも忘れてしまう。多分買っていない気がする。

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コルタサルいいな。もう一冊の岩波文庫も買おうかな。

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コルタサルの『遊戯の終わり』、不気味で怖い話が多いのだが、特に怪奇要素のない「殺虫剤」が「ああ……」という感じで辛かった。

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バイオRE4。有料DLCで無限武器が解放されたらガナード皆殺しの旅に出たい。リヘナラドールとは正々堂々戦いたい。

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自分は遊べないがバイオRE4が大好評のようで嬉しい。

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『ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?』でジュネットを引く形で取り上げられていたコルタサル「続いている公園」を読み返すついでに、『遊戯の終わり』からいくつか読む。

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以前から出たら買おうと思っていたゲームが出たが、スプリングセール後でお金が……。

Storyteller
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人文系の興味を保ちつつ、ちょっと違う方向でバランスを取る本を読み始めよう。

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これだけ読み込み甲斐のある小説を書いたアガサ・クリスティもすごい。

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『ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?』はとっつきやすい部分もあるにはあるものの全体としては正直かなり難しい本で、私はたまたま(知識は不足しているものの)物語論的な分野に関心があったから興味深く読めたが、「なんのこっちゃかさっぱりわからん」という感想になる人も少なくないだろうな。一方、『アクロイドを殺したのはだれか』はフロイトとか出てきてやや専門的になる部分もあるが、全体的にはこれ自体一つのエンターテインメントとして楽しく読める。最後にちゃんとバイヤールが名探偵よろしく「真犯人」を名指しする、という胸躍る構図にもなっているし。
しかし難しさはともかく、『ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?』で指摘されている「シェパードはいつ、どうやってディクタフォンにアクロイドの声を録音したのか?」(ポアロの推理の根幹をなす部分が不確かである)と「シェパードは実は最終章においてはっきりと自白していない」(従って、シェパードは本来は殺人犯でなく、妄想の推理に囚われたポアロへの皮肉として曖昧な書き方をしたのだ、という読みが可能になってしまう)という二つの問題はわかりやすく納得できるポイントだった。バイヤールのポアロ批判/独自推理は極端としても、確かにポアロの推理は危ういんだな……。もし、ディクタフォン=物証が見つからなかったらシェパードを有罪にするのは難しいんじゃないだろうか?畳む

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『ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?』ではバイヤールの『アクロイドを殺したのはだれか』が批判的に検討されており、バイヤールの推理の筋道やその結論も要約されている。『〜殺したのはだれか』が高すぎて買えないけど内容は気になる(そして図書館で借りることができない)という人は、バイヤール目当てで『〜なぜ殺される?』を読むのもありかと思ったが、やはりバイヤールの皮肉なユーモアが効いた語り口を読んでほしい。要約とその批判だけ読んで「なるほど」で済ますのはもったいない、面白い本なんだよな。復刊されたらいいのに。(ちなみにバイヤールの『アクロイド殺し』批評? 推理? は恣意的な読みが多いのは事実で、バイヤールの「推理」への批判そのものは道理にかなっていると感じた)