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不在

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今回レンタルしたDVDの大トリが2時間超えだから気合入れてかからないといかん。がんばろう。

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特定のTRPGを遊ぶプレイヤーには有名であると言われる「家族の肖像」ってアマプラ無料見放題に入ってるんだ……。

Amazon.co.jp: 家族の肖像 (字幕版)を観る | Prime Video
https://www.amazon.co.jp/dp/B0D7V3CD5G/

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自分の中の「巨匠」というカゴにトリュフォーもフェリーニもゴダールもブレッソンもヴィスコンティもごちゃ混ぜに入っていて実際に見たことは多分ない(なかった)ので一つでも二つでも見てカテゴリーを細かくしていきたい。

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「大人は判ってくれない」は監督が誰かも知らないくらい無知の状態で見始めたのに、ちらっとどこかで見た紹介文のあらすじが映画の95%ぐらいまでの話でちょっとびっくりした……。

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ホラー映画も何が起きるか見る前からわかってるだろと言われればそうだな……。

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かといって「ファニーゲーム」みたいに「あなたたちこれ(暴力)が楽しいんでしょ?」というメッセージをあからさまに突きつけられると「そうですけど?」と斜に構えたくなるくらいには捻くれているが、でも、それでもよ。まあヒーロー系のアクション映画って何が起きるか見る前からわかってるから残りの限られた人生で別に見なくてもいいかなっていうのもある。

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暴力を見る快楽を提供するツールとして、ハリウッド映画(およびそのフォーマットに乗った映画)があまりにも完成されすぎてて、私は「イコライザー」のとりわけ初代なんかはBlu-ray買ったくらいで今でも大好きだけども、でもそれでもなんていうか怖くなったんだよ。

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だいぶ前に「ビーキーパー」(ナメてかかった相手がジェイソン・ステイサムで行くとこまで行く映画)を見て、面白くはあったのだが、なんかもう流れが完成されすぎてて逆に怖くなっちゃって、ハリウッド系のこういう映画見るのもうやめようかなと思ったんだよね。

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暴・恐・暴・芸・暴(暴力映画・恐怖映画・暴力映画・芸術映画・暴力映画)のローテーションで系統別修行を行うという寸法よ(大ウソ)。

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「大人は判ってくれない」を見た。始まった瞬間は「古っ!」と思ったがだんだんに引き込まれ、優れた映画は時代を貫いて届くものであることがよくわかった。砂浜の足跡も少年の眼差しも、とっくの昔に過ぎ去って消えた瞬間が永遠に残る。

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構造、テーマ、表現。

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「◯◯の映画」と「◯◯についての映画」があって、今回の「ベニーズ・ビデオ」や「ファニーゲーム」は「◯◯について」性が限りなく高い部類なのかなあと。昔見たやつだと例えば「キャビン」は「ホラー映画についての映画」であってホラー映画ではなかった。(もちろんホラー映画についてのホラー映画もあるだろう)

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もうちょい違う方向で面白い映画も見ないとな〜。

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どこかでヘレディタらなければならないのかと考えている。どんな話なのか知らんが後味が悪いのは(多分悪いと思われる)まあいいとしましょう。怖いのはいただけない。怖いのはいけませんよ。

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あとレンタルしたDVDはノット暴力なのが2枚だからノット暴力な心構えで見よう。

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人を殺してしまった後に「やべえなあ」「どうしようかなあ」と思いながら(まあベニーがそう思ってるかどうかは観客の想像次第なのだが)とりあえず冷蔵庫のヨーグルトを食べる、って、それが許容できる行為だとか弁護するつもりはないけれども、正直全然ありそうなことじゃないですか? 人間って実際はそんなもんって気がする。

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ベニー少年は人殺しをなんとも思っていないというより、まあなんとも思っていないと言えばなんとも思っていないのだが、本当に「どんなものかと思って」、少女に弾を撃ち込んでみたら騒がれるし死んじゃうし、どうしようかなあ、と途方に暮れている風に見えた。彼が現実感を回復できる日は来るのだろうか。両親は両親で、息子が殺人を犯してしまったのに保身ばかり考えて殺された少女のことは気にもかけない。ベニーの友達関係や父親の職場がちらりと描かれ、ベニー母子はエジプト旅行まで行くのに、まるで家族の他に世界がないかのような閉塞感がずっと続く。

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これはファニーゲームも……いける!

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現実の人間の可能性、人間性といったものに対して、もう何も期待していない、もうどうしようもないだろう、と諦めているから、真摯な感想は書けない。「ベニーズ・ビデオ」は、まあそういうこともあるだろう、という感じだった。

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「ベニーズ・ビデオ」見た。うーん、感想を書くのが難しい。ディスクに収録されている監督インタビューが面白かった。