不在
2023-08-15
Netflixのホラー映画「呪詛」を見た。Twitterで話題になっていた頃、サムネを見てこいつは怖すぎ無理山無理之助と諦めていたのだが、「若者たちがタブーを破って酷い目に遭う話(ただし酷い目に遭うのは直接タブーを破ったわけではない女児)」だと知ってがぜん興味が湧いた。めちゃ面白かった。こういうのでいいんだよこういうのでな現代土着POVホラー。確かに怖いがビックリポイントが予想できるからそんなに怖くないし、個人的に苦手な人体破壊描写は控えめで見やすかった。連れてきちゃいけないと言われているよそ者を連れてきて入っちゃいけないと言われている場所に入って出ちゃいけないと言われている部屋を出て禁忌に突撃YouTuberしたらそりゃ呪われるだろ。しかし小さな女の子はかわいそうだった。
呪詛 - Netflix
https://www.netflix.com/browse/genre/343...
呪詛 - Netflix
https://www.netflix.com/browse/genre/343...
2023-08-15
コワすぎ(超じゃない方)ってトンチキホラーに見えて口裂け女のラストとか河童のラストとか結構尾を引く怖さだし、ホラー苦手な人が軽い気持ちで見たら後悔しそう。カルトも初見時は序盤〜中盤が意外と気味悪いし(でもこれは私が低予算フェイクドキュメンタリーホラーを見慣れていないから新鮮な恐怖を覚えたのかもしれない)、貞子vs伽椰子は序盤ガチで怖いんだよな……。
2023-08-13
泉鏡花などがバリバリ現役で怪談会を催していた頃の文章を読んでいると、現代広く知られている「山小屋で遭難しそうになった四人が眠るのを防ぐために隅から隅へ動く(そして気づくと一人増えている)」や「真夜中に刃物をくわえて鏡を覗くと未来の夫の顔が見える(そして思わず刃物を落としてしまい、未来の夫の顔に傷がつく)」といった怪談と構造を同じくする話がすでに語られており(設定や展開は異なる)、大変興味深い。あれらは決して現代になってポッと生まれた怪談ではなかったのだな。
2023-08-13
『口述筆記する文学 書くことの代行とジェンダー』という興味深いテーマの本を店頭で見かけて手に取ってみたが、私の気になる作家は取り上げられていないようだったので棚に戻した。しかし値段すごいな……。お店では値段まで見なかったわ。
口述筆記する文学 « 名古屋大学出版会
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-815...
口述筆記する文学 « 名古屋大学出版会
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-815...
2023-08-13
ちくま文庫の『文豪怪談傑作選』(絶版)を揃えたいが、2000円近い値のついちゃってる巻がいくつかあってお金的に無理そう。古本の文庫4冊買って8000円とかなるとさすがにキツイ。絶対に読みたいなら1冊2000円なんて安いもんだが、「興味ある」ぐらいだからなあ。とはいえ、絶対とまでは言わなくともかなり読んでみたい巻(こないだ読了した室生犀星など)はすでに古本で多少のプレミア価格だろうと購入済みであるというオチがつくのだった。
2023-08-12
hontoトップページ(https://honto.jp/)の検索欄の初期設定が「電子」(電子書籍)になっていて、「紙」を検索するにはワンクリックの手間をかけないといけないのが地味にイラッとする。