不在
2022-11-04
もう寝ようと思いつつ、ついつい小沼丹『古い画の家』を手に取って表題作を読み切ってしまう。いいなあ。今ではどちらかというとマイナーな作家だと思うが(誰かに「小沼丹って知ってますか?」と聞いた時にどれほどの割合でYESが返ってくるかという意味で)、もっと再発見・再注目されて然るべきだ。中公文庫……。渋い良い本を出すなあ。
2022-11-04
『千霊一霊物語』を読み終え、フランス・光文社古典新訳文庫という繋がりでバルザックの『グランド・ブルテーシュ奇譚』を読み始める。これも枠物語なのかと思ったがそうではないっぽい。
2022-11-04
絶対、過去に自分もやっていたしなんなら今でも無意識にどこかでやっているかもしれないが、中高生と見られるユーザーが「自分がいかに変わり者であるか」のアピールをWeb上で行っているのを見てキャッ! と目を伏せてしまうことが続いた。別にそれ(変わり者アピール)自体は善いことでも悪いことでもない、という点も含めて、いたたまれず、目を伏せるしかない。
2022-11-03
招待キャンペーンで500ポイントプレゼントにも負けてとうとうPayPayに登録してしまった。初めて会計したらいきなりスマホが「ペイペイ♪」としゃべったのであらっ恥ずかしい! と赤面したが、後で調べたらあの音は防犯的な事情で消せないそうで、「PayPayユーザーはあんな音ミュートしておくのが常識」みたいなことはないらしい。よかった。(でも音量は下げられるから下げておこう)
2022-11-03
デュマは名前しか知らなかったが、『千霊一霊物語』は面白いのでさすがに大作家だと感心する。語り手たちが披露するどのエピソードも恐ろしさやおぞましさの中にどこか哀しさがあり、人生の深遠さを感じさせられる。また語られる情景の生き生きとして美しいこと。
2022-11-03
もう本棚は買うしかないのだが、もしPS5まで当たってしまったらどうしよう……と心配していた。しかしサイレントヒル2のリメイク版が出てから1年間、PS5の時限独占が終わるのをただ待つなんてできなかったのだ。ところでPS5はもう売り方を完全に失敗したと思うので(なんといってもPS5で遊べるゲームはほとんどがPCでもできる一方、PS5は欲しくても手に入らない!)、ソニーはこの反省を活かして次をがんばっていただきたい。
2022-11-01
ゲームをやっていて「これが何になるのだろう?」と思ってしまったら終わりだ。ゲームは何かのために遊ぶものではない(まあ教育目的のゲームとか例外もたくさんあるだろうが)。ただ遊ぶことが楽しいから遊ぶのだ。しかしまあ遊びなので飽きたら素直にやめればよい。
2022-11-01
本の整理をしていたら、まだ読んでいなかった『夢幻紳士 夢幻童話篇』が出てきたのでついつい一気読みしてしまった。楽しみに頼んだ本でもなんとなく気分が乗らなければ何週間でも何ヶ月でも寝かせてしまう。それにしても面白かった。
2022-11-01
イーディス・ウォートンの『夏』、怪奇でも幻想でもないし長編だし、買ったところで読むのかというと怪しいのだが、短編を読んでウォートンが素晴らしい作家であることは実感したので新刊で買えるうちに手に入れておくべきか迷っている。(というか、「べき」か「べきでない」かといえば「べき」に決まっているのであとは買うかどうかだけなのだ)