RSSフィード

不在

edit

精神が過活動気味で良い傾向ではない。

edit

面白くてどんどん読み進められる本もいいが、読んでいて眠くなるような面白い本もたまには読みたいと思い、ゴツめの本を注文した。しかし物理的にもゴツいから布団の中では読めないか?

edit

怖がるより怖がらせる方が面白い。

edit

『おしゃべりな脳の研究』読み始め。かなり好きそうな匂い。

edit

先日買ったばかりの木の写真立てがカビちゃってしょうがないので、カビのひどい裏面を捨ててフレームとガラス板だけ残した。

edit

しかし「Jホラーの現在」はもう映画じゃなくてYouTubeやSNSにあるということなのかな。

edit

フィルムインフェルノ。Backrooms。開幕戦。人をこういう目に遭わせることができたら面白いだろうな〜と思う。

edit

Backroomsは最初の頃にバズった短編映画(っていうほどの長さもなかったかも)はよくできてて面白かったが、久々に検索してみたらレベルだとかエンティティだとか色々要素が増えてて、なんか整備されちゃって怖くないなと思った。

edit

ホラー映像作品の「ジャンプスケア」「生々しいゴア描写」「登場人物の背後にボーッと立ってる幽霊」が苦手極まりないのだが(つまりだからホラーが苦手)、「フィルムインフェルノ」ではカセットテープ(を複製した動画)再生前のルポライターの人の説明で「これから流れる映像には決定的な怪物や幽霊やすごいものは登場しないらしい」とわかるのでむしろ安心して見ることができた。しかしあの洞窟の閉塞感は嫌だな。でも、迷ってパニックになりかけている人を見るのは(フィクションならば)ちょっと面白い。SCPの「開幕戦」のあの嫌なログを読んでいる時のような感じ。

edit

「フェイクドキュメンタリーQ」の「フィルムインフェルノ」がすごく怖いらしいという話を聞いて、ちょうどユリイカの対談コーナーに製作者が参加していたこともあり、見てみた。怖くて面白かった。しかし怖くて面白いことに異論はないが「そんなに言うほど怖いか?」と思った。自分はストーリー、物語のしての完成度を重視するタイプなのかも。
(Twitterで感想を検索してみた)どうやら、「Q」では各話間の繋がりが断片的に仄めかされているようなので、シリーズを追わないと本当のゾッとする感じや面白さは体感できないというか、これ単体だけで評価しようとするのは間違っているのかもしれない。
(さらに感想を巡ってみた)視聴者側も考察をしたり、のめり込むとまでは行かなくとも謎解きに参加するような姿勢で見るとより面白い/怖い体験をさせてくれるコンテンツなのかもしれない。感情移入して夜眠れなくなると嫌なので「なるほどね〜」ぐらいの醒めた距離感で見ていたのがよくなかったか。(別に普通に面白かったしなんでもいいが……)
とりあえずこれを見たら洞窟に入りたくなくなることは間違いない。

edit

そういやユリイカの怪談特集号を昔ブックオフで買って積んであったなと思って本棚から引っ張り出してきた。巻頭の京極夏彦と村崎百郎の対談から面白い。いつか読む時が来るだろうと取ってあって、ついに読む時が来たわけだ。こういうことがあるから積ん読はやめられない……。(買ったその時に読みゃいいんだけども)
数年前に京都のブックオフで買って300円のシールが表紙に貼りっぱなし。

edit

そこにあるものを見て解釈するのではなく、解釈者の見たいものをそこに見るのであればどのようにだって「読み取る」ことができてしまうじゃないか? と思うのだが。
とはいえ、このようなネガティブな見方は批評文化にとっては恐らくお馴染みのものだろうから、議論や反論はすでにされているだろう。何かそういった本があるか探してみてもいいかもしれない。

edit

ユリイカ。作品の内容を「○○である」と読み解いているのか、初めに「○○である」という筆者の主張があって作品解釈をその主張に沿わせているだけなのか、よくわからない論考がある。作品批評ってもともとそんなものなのだろうか?

edit

「ホラーゲームを自分では(怖いから)遊ばないけど、プレイ動画なら見る」という人が一定数いるのと同じで、「ホラー作品を自分では鑑賞しないけど、他の人の感想や解釈なら見る」というのは別に特殊な好みでもなんでもないのでは?
どうもこれが正しそうに思える。そして多分ホラー以外のジャンルや物事についてもある。

edit

多分、もっと簡単な言い方がある。

edit

もしかしたら、私が特に好きではない(※「嫌い」とは違う)のは「ホラー作品を鑑賞すること」であって、「ホラージャンル」という抽象的な対象(?)は好きなのかもしれない。(なんて、ホラー好きの集う場で言ったらボコボコに叩かれるだろうから、口が裂けても「ホラーが好きです」とは言えない)

edit

ユリイカには横山茂雄(稲生平太郎)の文もあって嬉しい気持ちになった。

edit

ここ二、三年ぐらいでストレスにぐっと弱くなって、「ストレスを与えてくるが面白い」という類のフィクションに耐えられなくなってしまった。それはそういうもので、仕方ない。

edit

なぜホラーが好きではないかというと(嫌いでもないが)、単純に怖いもの(特に怖い映像や演出)がめちゃくちゃ苦手で、夜中に安眠できないなんて嫌だから……という、限りなく情けない理由。
あとホラーは落ち度のない人や善人やがんばっている人も無慈悲に死んじゃうので悲しい。
さらには、もしかしたら、私がオカルト系の事象を全く信じていないからというのも理由としてはあるのだろうか。でもやはり「怖いから」が一番大きいかな(だが信じていないなら何がなぜ怖いのか?)。そういえば、昔『残穢』を読んだ時、この作者は霊魂の実在を信じていないのではないかと感じたのだがどうなんだろう。
なぜ、そう感じたかというと、あの小説では呪い(穢れ)の仕組みがある意味ではロジカルに明快に説明されているので、これは実際には信じていない人の書き方ではないか、実際に心から信じている人であればこういう考え方にはならないのではないか、と考えたのだったと思う。

edit

ユリイカ9月号「Jホラーの現在」をぱらぱら読む。最近、自分は別にホラーが好きじゃないなと気づいて、考えてみたらもともと昔から自分がホラー好きだと思ったこともなかった。Jホラーに深い愛を抱える人々の対談を面白く読んで、ますます「自分は別に好きではないな」という自覚が強まり、申し訳ないような気持ちにすらなった。しかしなぜかJホラー特集のユリイカは買ったのだったが……。
ユリイカはガチの批評系の雑誌なので、論じられている内容が高度すぎて(「作品何々を○○批評の観点から読む」みたいなやつ)、「何言うとんねん」という気分になるものもあるがまあそれも面白い。